ページの先頭です

施主支給をお考えなら!住まいの八百屋さんにおまかせください!!

No.97 パントリーのウソ・ホント

■「パントリー」って、どういうものなの?
「パントリー」は、キッチンに設置される収納の一種です。そして、「食品をしまう」という、特定の目的をもった収納スペースを指します。 そのため、日本語訳は「食品庫」となり、他の収納とは異なる特徴を持つのです。

といっても、冷蔵庫機能や脱臭機能など、電気仕掛けの装置を備えているわけではありません。
・缶詰や調味料など、小さな食品を数多くしまえること
・賞味期限のあるものをしまうため、絶対に“死蔵”を避けなければならないこと
これらの条件を満たす必要があるのです。

例えば、
・扉を開くと奥行きが浅い収納スペースがあり、高さ10センチから15センチ程度の棚が細かく設置され、棚には落下防止のガードが付けられている
・幅10センチ程度で、背が高い「隙間家具」のような引き出しを設け,その中に、缶詰や瓶詰めをズラリと並べる
といったような作りが求められます。

いずれの場合も、食品を見渡すことができ、奥に隠れるものが生じないようにすること、そして、忙しい家事の最中に目当ての物が見つかりやすい設計が、パントリーの条件となるわけです。


■「パントリー」は必要なの?
パントリーの特徴は缶詰や瓶詰め、調味料など細かなものをしまいやすく、探しやすいことですが、使ってみると、これはとても重宝、という声が多いです。
どの食品がどれくらいあるかが分かりやすいため、食品を二重に買うことが防げますし、ストックしておくべき食品の買いもれも防止してくれるからです。

逆に、単なる物入れを食品庫として活用する場合、棚の間隔が広いため、小さな食品をしまうときは、一度段ボール箱などに入れ、その箱ごと物入れにしまうことになりがちです。これは、二重買いや買いもれを生じさせやすい原因となります。

やはり、細かいものをしまいやすく、探しやすいパントリーにはメリットが多いわけなのです。



■「パントリー」の短所は?
便利なパントリーですが、短所は設置される場所の問題です。

キッチンにパントリーを作ろうとすると、必然的にキッチンのスペースが狭くなってしまいます。パントリーを作る場合には、細かい棚や引き出しを設置する必要があるため、費用が余計にかかってしまいます。
また、せっかくパントリーを作っても使い方を考えられていないものだと、逆に使い勝手が悪く、ストレスになってしまう場合もあります。



ご家族の状況やライフスタイルに合わせて、どのようなパントリーをどこに設置するか、考えてみてはいかがでしょうか。


友だち追加