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No.86 「風呂」に関するトリビア

シャワーを浴びたり湯船に浸かったりする場所は「風呂」ですが、物を包んだりする大きな布のことを「風呂敷」といいます。 大きな布と風呂に、一体どのような関係があるのでしょうか?


■風呂敷を使う場所
大きな布は様々なものを包むのに便利です。
その昔、風呂敷は、その名の通り風呂場で使われていました。

昔は公衆浴場にロッカーなど無く、自分の衣類は他人のものと間違わないように、風呂敷で包んでいました。
更に、当時の人々は風呂上りに衣類を包んでいた布を広げて床に敷き、その上で身づくろいをしていたそうです。 風呂場に持って行き、敷いて使う--そのことから、風呂の時に使うような大きな布を「風呂敷」と呼ぶようになりました。


■昔の入浴スタイル
昔は、多くの人が一緒に入浴するのが当たり前でしたが、裸で風呂に入るのは風紀や衛生上の問題があるともされていました。
そのため平安時代には、薄い着物「湯帷子(ゆかたびら)」を着て入浴していたそうです。当時は蒸し風呂が主流だったので、裸をかくすためと、水蒸気でやけどをしないためのものでした。
その湯帷子が後に省略されていき、江戸時代のころには、男性は「湯褌(ゆふんどし)」、女性は「湯巻(腰巻)」を着けて入浴するようになりました。


日々進化し、形式を変えていく風呂。 これから先、風呂や入浴スタイルがどのように変わっていくのか、楽しみでもありますね。


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