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Ｎｏ．８５　上手に水分補給するには？

まだまだ暑い日が続く９月、熱中症にも引き続き注意が必要です。
熱中症対策に欠かせないのが水分補給ですが、水分補給はタイミングや何を飲むかでその効果に違いがあります。上手に水分補給するには、何に気を付ければよいのでしょうか？


■どんなものを飲むのがよい？
基本的には水かお茶。ミネラルウォーターなら、不足しがちなミネラルが補えるのでお勧めです。
スポーツなどでたくさん汗をかいた時には、スポーツ飲料のように塩分や糖分が入ったものが、吸収も早く、エネルギーに変換（糖分はエネルギーや脂肪に変換）されるので適しています。

■いつ飲むのがよい？
一日の理想的な水分摂取量は、体重５０ｋｇの人で約２Ｌ程度といわれています。１時間半～２時間おきに、コップ１杯（２００ｍＬ）程度の水分を摂るとよいでしょう。
飲むタイミングとしてお勧めなのが、起床時、入浴の前後、就寝時です。特に、人は寝ている間にかなりの汗をかくため、朝一番は水分が不足気味です。朝起きてトイレに行ったら、コップ一杯の水かお茶を飲みましょう。
また、食事の３０分程度前に水分を摂るようにすれば、食べ過ぎを防ぐ効果があります。

■どのように飲む？
「のどが渇いた～」と思った時では、もう遅いという説もあります。水分補給はこまめに、なるべくのどの渇きを感じる前に飲むようにしましょう。


いかがでしたか？　上手に水分補給して、熱中症予防を心がけてくださいね。