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No.83 大雨、その時の備えとは!

大雨の時の行動として、日頃から「備え」ておくことが重要になります。

■ハザードマップを確認する
自治体などが公開しているハザードマップをご存知ですか?
ハザードマップを見ながら、お住いの地域は浸水や土砂災害の危険性が高いのかどうか、確認しておきましょう。 事前に安全な避難経路を確認し、河川が増水した場合に安全に橋を渡ることができるのかなどをイメージしておきましょう。

■非常持ち出し袋の中身を確認する
局地的に短時間で激しく降る雨が相次ぐ昨今、突然自治体から避難情報が発表されることも。
そのような場合に備えて、非常持ち出し袋はすぐに持ち出せるよう準備しておきましょう。
袋の中身も定期的に点検し、電池や食料の消費期限が切れている場合には新品に交換しておきましょう。 特に食料や飲料水は、消費期限を揃えておくことで効率的な管理が可能となります。

■居住地域の災害史を学ぶ
過去に災害があった場合、どの程度の降水量で浸水や土砂災害に見舞われたのかを確認しておきましょう。 居住地域でこれまで発生した災害を学ぶことはとても重要です。

■流水の通り道を掃除する
大雨になると側溝には大量の水が流れます。 ゴミや落ち葉などが堆積していると、流れてきた水がせき止められ、側溝からあふれ出すおそれがあります。 水の通り道となる箇所は、常に清掃しておきましょう。

■積乱雲の発生を確認する
積乱雲が発達すると、雷を伴って短時間に激しく雨が降ることがあり、河川の急激な増水や浸水、土砂災害の危険性が高くなります。 「真っ黒な雲が近づく」「雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹いてくる」といった気象現象を確認した場合は、速やかに頑丈な建物の中へ避難するようにしましょう。

■上流のダムの状況を確認する
ダムは洪水調節の役割も担っているため、大雨時には放流量が急激に増えることもあります。 放流を予告するサイレン音を聞いた場合には、河川には絶対に近づかないよう家族で周知しておきましょう。
河原でのキャンプや川遊びをする際には、事前に上流のダムの有無や周辺の各種案内等を確認しておくことをお勧めします。 また、天候についても、常に気を配るようにしましょう。

いかがでしたか? いざという時、備えの有無で結果が全く違うものになることも多いので、この機会にぜひ確認してみてください。


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