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No.53 活用したい入浴の効果!

入浴には様々な良い効果があります。温度の違いで体にもたらす効果が変わるので、それぞれの違いを知りましょう。

■入浴の種類
お湯の温度によって名前が決まっていて、それぞれにお勧めの入浴タイミングがあります。お湯の温度が25度以下を『冷水浴』、25~34度を『低温浴』、34度~42度を『温浴』、42度以上を『高温浴』と呼びます。また温浴の中でも、お湯の温度が37~39度の場合を『微温浴』と呼びます。

■安眠に効果がある入浴方法は?
寝つきの悪い人にオススメなのが、微温浴(37~39度)での入浴です。体を伸ばしてゆっくり入浴するのがポイントで、時間は30分程度がベストです。
手軽さを求めるなら高温浴(42度以上)の足湯を。首にタオルなどを巻き、汗が出るまで続けましょう。汗で体を冷やさないように、吸湿性の良い衣服を着るようにしてください。


■食欲増進には?
食欲増進に効果がある方法は2つあります。
1つは、微温浴(37~39度)から高温浴(42度以上)まで徐々に温度を上げていく入浴法です。目安は37度から43度くらいまでがよいでしょう。
もう1つは、34度以下の低温浴や冷水浴ですが、寒い時期は風邪を引かないよう、温度を上げていく入浴法の方がよいでしょう。

■美肌効果のある入浴方法は?
高温浴くらいの温度のお湯を2~3分浴び、その後18度以下の冷水を20~30秒浴びる、この2つを5回ほど繰り返す『交代浴』は、美肌に効果があるといわれています。



ゆっくりのんびりと入浴するのはもちろん、健康や体質改善のために目的を持って入浴するのもよいですね。毎日あたり前のように入るお風呂だからこそ、こだわりを持ってみてはいかがでしょうか?


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