アパートやマンションなど集合住宅で、広い浴室と呼べるのは、だいたい1.6m×1.8mを超える広さのものです。1.8m×1.8mとか
1.6m×2.0mであればまちがいなく“広いお風呂”だといえます。
現在、集合住宅の浴室は大型化する傾向にあります。それは、“広いお風呂”を好む人が多いからのようです。やはり、日本人はお
風呂好きということであるようです。
家を売るときも貸すときも「お風呂が広いですよ」というと興味を示す人が多いため、浴室は今後も広くつくられる傾向が続くといわれています。
●使いにくいくらい狭い浴室って、どれくらいの広さ?
逆に、“狭いお風呂”の目安というと・・・。
トイレ、洗面台が別になっている場合で、1.2m×1.4mよりも狭いとき・・・それは狭い浴室といえるでしょう。洗面台、トイレが一緒になっているときは、1.2m×1.4mでも狭いといえます。
こういった数字だけでなく、実感値も大切です。例えば、お湯が張っていない浴槽に服を着たまま入り、座ってみます。そして、洗い場で、背中を洗う仕草をしてみます。
そのとき、窮屈な印象がしたら、狭い浴室といえます。余分な広さはいらないが、窮屈ではない浴室が最適な浴室のサイズだといえるでしょう。