ページの先頭です

施主支給をお考えなら!住まいの八百屋さんにおまかせください!!

No.18 「暖房便座」のウソ・ホント

■暖房便座って何?
 暖房便座は、洋式便器で上げ下げできる着座部分=便座(O字型やU字型がある)の一種です。便座内に電気で暖める機能を備えたものを指し、「ウォームレット」の商品名で広まっています。

 電気で暖める機能を内蔵しているため、その便座は通常のものより分厚いです。そして、温度調整機能が付き、好みの暖かさにできますし、暖める必要がないときは暖房機能を止めることもできます。

 便座に暖房機能を付ける理由は、ズバリ、冬の「冷たさ」をなくすためです。冬の寒い時期、便器に座ると、お尻がヒヤッとすることがありますね。 それは、便座が冷え切っているからです。この「ヒヤッ」をなくすため、電気で便座を暖めるというわけです。
 ちなみに、「暖房」の名前が付くきますが、暖めるのは便座だけです。
トイレ空間を広く暖めるための設備ではありません。


■暖房便座に短所はないの?
 一つは、意外に電気使用量が多いことです。特に、便フタを開け放したままにしておくと、放熱によって電気代がかさむことになってしまいます。 それを防ぐため、こまめに便フタを閉める習慣をつけましょう。

 もう一つの短所は、温水洗浄便座と混同されやすいことです。「ウオームレット付き」と聞いて、温水洗浄便座が付いていると勘違いされやすいのです。 この勘違いは賃貸住宅を借りるときに起こりやすいです。

温水洗浄便座には暖房便座機能が付くのが普通です。
しかし、「暖房便座」と書かれる場合、洗浄便座の機能は付かないのが普通なので注意して下さい。

友だち追加