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No.55 ビデと温水洗浄便座の意外な歴史

現在では、トイレの機能としてあたりまえとなっている「ビデ」と「温水洗浄便座」。
実は、「ビデ」のほうが先に誕生していたということをご存知ですか?

■フランスで誕生したビデ
フランス語で「子馬」の意味を持つビデは、18世紀頃のフランスで誕生しました。当時はタライに脚をつけたような形で、またがって使っていたようです。
ビデを使う主な目的は、肛門や局部の洗浄です。しかしそれ以外に、なんと足洗いや足湯にも利用していたのだとか!
世界的に広まったビデですが、実は最初、日本ではあまり受け入れられませんでした。その理由は、日本人は手を使って局部を洗う習慣がなかったためです。


■温水洗浄便座の登場
肛門や局部を水で洗う文化が日本で受け入れられたのは、温水洗浄便座が登場してからでした。手を使わずに水洗いができるようになることからビデの機能が受け入れられるようになり、現在では多くの人が利用しています。


■ウォシュレットとは
温水洗浄便座のことを、私たちはよく「ウォシュレット」と呼びますが、実はこれはTOTOの登録商標なので、TOTOだけが使える名称なんです。他のメーカーでは、「シャワートイレ」(リクシル)、「ビューティー・トワレ」(パナソニック)、「クリーンウォッシュ」(東芝ホームテクノ)などの商品名が使われています。


トイレにも意外な歴史があるものですね。これから先、トイレがどんな進化を遂げるのか楽しみですね。


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