ページの先頭です

施主支給をお考えなら!住まいの八百屋さんにおまかせください!!

No.54 浴槽?湯船?

「浴槽」のことを、「湯船」と呼ぶ人も多いと思います。浴槽と湯船、なぜ2つの呼び方があるのでしょうか?

■そもそも湯船って?
「湯船」とは、江戸時代に実際にあった「お風呂を積んだ船」のことです。

江戸時代の頃には銭湯が普及し、市民も気軽に銭湯を利用していました。
ところが、きちんとした銭湯は街の中心にしかなく、街外れに住む人々はあまり気軽に銭湯を利用できなかったそうです。そこで誕生したのが簡易的な銭湯を開く商売で、その場所に選ばれたのが、神社やお寺、道端、船などでした。


■人々に浸透していた湯船
特に船を使った銭湯は、水辺や川を移動することで、街外れに住む人々や港湾の船に乗る人々に重宝されていたことでしょう。最初は小舟にたらいを乗せた簡単なものでしたが、次第に改良されて屋形船のようなものになったといわれています。


街外れや川で活躍していた「湯船」は、銭湯と同じくらい、市民に浸透していたといえるでしょう。「ゆぶね」という言葉の由来には諸説あり、言葉自体は平安時代からありましたが、この移動式の銭湯から「湯船」という漢字が使われるようになったという説もあります。
現在では家にお風呂があるのは当たり前となっているため、「湯船」は姿を消しました。ですが、浸透していた湯船という言葉だけは残り、今も浴槽と同じ意味で使われているのでしょう。


浴槽と湯船、どちらも同じ意味ですが、湯船という言葉の方が柔らかい印象を持つ方も多いのではないでしょうか?リラックスするお風呂には、柔らかい印象の言葉を使いたくなるのかもしれませんね。



友だち追加