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No.24 「低床型バスタブ」について

■低床型バスタブって何?
低床型バスタブというのは、浴室に設置されるバスタブ(浴槽)の縁が低いものを指します。
洗い場の床面から計った高さが45cm程度に抑えられているもの、つまり、またぐ高さが抑えられている浴槽のことを低床型バスタブと呼びます。

またぐ高さが45cm程度といっても、湯船内の深さが45cmというわけではありません。45cmしかお湯がたまらない浴槽では、肩までつかるのに苦労します。
湯船はもっと深くなっていますが、洗い場から湯船に入るときとの「またぎ」の高さが45cm程度に抑えられているわけです。



■なぜ、低床型バスタブが増えたの?
低床型バスタブが生まれた理由は、湯船に入るときの苦労をなくすためです。従来のバスタブだと、小さな子供や高齢者はまたいで入りにくいことがありました。
そこで、小さな子供も高齢者も無理なくまたぐことができる高さに抑えられているバスタブが登場したわけです。これもユニバーサルデザイン(誰にもやさしい設計)の一種といえるでしょう。


■低床型バスタブを選ぶ際の注意点はないの?
高齢になっても入りやすい湯船を選びたいなら、またぎが低いだけでなく、もう一つ注目したい部分があります。それは、バスタブの縁の幅サイズです。縁の幅が少なくとも10cm以上あると、より入りやすいでしょう。
縁が幅広になっていると、一度縁に腰掛けてから、湯船への出入りができるからです。

高齢者の入浴を介護する場合も、要介護者を縁に腰掛けさせることができると介護しやすくなるし、安全性も増します。つまり、低床型で縁が幅広のバスタブが最善ということになります。


お風呂の安全対策というと、手すりばかりをチェックしがちですが、またぎの高さや縁の幅も重要となります。
安全性を気にする人は、ぜひチェックしていただきたいポイントです。


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