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No.23 食器洗い乾燥機の実力

■食器洗い乾燥機は、本当に役立つの?
汚れた食器と洗剤を入れて、スイッチを押せば、自動的に食器を洗い上げ、乾かしてくれるのが、食器洗い乾燥機です。
30年以上前に、雑誌「暮らしの手帳」で大手家電メーカーの“皿洗い機”が汚れ落ちが悪いと酷評され、「家電メーカーの恥」とまで書かれたことがあります。以後、改良が加えられ、現在販売されている食器洗い乾燥機で「汚れが落ちない」と評判が立っているものはありません。

加えて、運転時間が長い、運転音がうるさい、というかつての欠点も改善され、6分~30分程度で乾燥まで終わり、“昼の公園並”の運転音になっているものが中心です。使い勝手は格段に向上しています。



■ビルトインと、据え置き型それぞれの長所・短所は?
現在、市販されている食器洗い乾燥機は、大きく2種類に分類されます。ビルトイン型と据え置き型です。
システムキッチン内に組み込まれるのが、ビルトイン型になります。これに対し、システムキッチンの作業台の上に載せて使うのが、据え置き型です。

ビルトイン型の長所は、キッチンの見た目がすっきりしていてお洒落であることです。この1点に尽きます。短所は、将来、寿命が尽き、交換するときに費用が高くなることです。据え置き型を購入するのに比べ2倍以上の出費になることを覚悟しておかなければなりません。
対して、据え置き型の長所は、簡単に導入でき、壊れたときも気軽に交換できることです。欠点は、見た目の印象がビルトイン型ほどすっきりしていないことです。
賃貸住宅でも設置しやすいのは据え置き型です。それも大きな長所となります。

■製品選びのポイントは
据え置き型の食器洗い乾燥機で、製品づくりの歴史が長いのは、松下電器産業(パナソニック)とホシザキです。ホシザキは、業務用でナンバー1の実力を生かし、5?6分で洗い上げるスピードを誇りましたが、近年、家庭用食器洗い機の製造をやめてしまいました。

そこで、現在はあらゆる面の評価が高く、いわば平均点の高い製品づくりをしているのがパナソニック(旧ナショナル)、そして、歴史は浅いが、コンパクトなボディと使いやすさで評判がよいのがTOTOの製品となっています。


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