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No.14 デルタ型浴槽のウソ・ホント

■「デルタ型浴槽」ってどういうもの?

直訳すると“三角形浴槽”。といっても、三つの角が尖った浴槽(バスタブ)というわけではありません。
直角三角形の三つの角を丸めて、さらに、一番尖った角を押し込んでゆき、60センチメートル程度の辺にする…正確にいうと、直角三角形をベースにした台形になっているのがデルタ型浴槽です。

上から見ると、幅の広い辺と幅の狭い辺があり、浴室のドア側に幅の狭い辺を配置しています。 これで、ドアからの出入りを容易になっています。
幅の広い側には浴槽内に腰掛けを設置し、小さな子供の入浴が楽にできるようになっています。
以上が、デルタ型浴槽の中身です。

■「デルタ型浴槽」の長所は?

デルタ型浴槽の長所は、小さな子供と一緒でもゆったり入浴できること。この点は、「シェル型浴槽」と同じです。
それに加え、もうひとつの長所があります。それは、洗い場を広く確保できることです。

シェル型浴槽の場合、浴室全体の広さによっては、洗い場が狭くなってしまうことがあります。 ゆったり入浴はできても、親子で体を洗うときは窮屈、ということが起きがちなのです。
その点、デルタ型の浴槽であれば、多少狭い浴室でも、親子で体を洗うときの窮屈さが解消されます。
それが、デルタ型浴槽の最大の長所といえます。

■「デルタ型浴槽」に短所はないの?

「多少狭い浴室でも、窮屈さはない」といっても、どんなサイズの浴室にも設置できるわけではありません。
大型の浴槽であることは変わりないので、ある程度の広さは必要です。

目安としては、浴室全体が1.4メートル×1.8メートル以上あること。それより狭い浴室では設置できないのが実情です。

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